新経営計画 CHALLENGE2020
“フェーズⅠ”の総括
“フェーズⅠ”では、平成25年1月に北海道に設立した子会社「株式会社キタショク」が集荷・産地加工機能を拡充したほか、市場内の子会社「共同水産株式会社」も消費地での加工機能を拡充しております。また、豊洲新市場における冷蔵庫新設案件は予定通りに工事が進行(概要については、平成27年5月11日付開示資料、及び当社ホームページをご参照下さい。)、市場移転を見据えた営業諸施策も積極的に展開しております。

一方、財務面では、ローコストオペレーション・的確な在庫管理・リスクマネージメントに取組み、連結ベースにおいて、2年間の営業キャッシュフローは約22億円の収入を獲得、ネット有利子負債は8億33百万円へ約24億円削減し、自己資本比率は28.5%から43.1%へ大きく改善となりました。

なお、昨今、水産資源の維持・回復及び環境に配慮した取組みの必要性が世界的に叫ばれています。当社グループは、このような国際化する“食”に対する潮流を受けて、水産資源の持続可能性や環境に配慮した「海のエコラベル」とも呼ばれるMSC(Marine Stewardship Council=海洋管理協議会の管理する認証制度)のCoC認証(Chain of Custody=加工・流通工程の認証)取得を積極的に推進、仕入れから加工、納品に至るまで一貫した認証品の供給体制を平成28年3月までに構築しております。
豊洲新市場
豊洲新市場は温度を適切に管理できる閉鎖型施設にすることで、消費者の意識が高まっている食の安全・安心が確保されると同時に、時代のニーズに即応した首都圏のハブ機能として生まれ変わる予定です。当社が建設中の多温度帯、多機能型の新設冷蔵庫も、50年先まで見据えた首都圏の基幹市場である豊洲市場の機能拡充に貢献できるものと確信しております。

なお、本社及び事業所は、豊洲市場開場とともに新市場内に移転致しますので、当社グループは、現在、移転と同時に万全の態勢で業務を遂行できるよう準備を進めています。
“フェーズⅡ”
当社グループは、平成28年度からは、『CHALLENGE―2020』の次のステップの2年計画“フェーズⅡ”に入りました。

“フェーズⅡ”は、移転後の機能拡充を目指す期間として位置付けており、新設冷蔵庫の本格稼働への取組み、市場内物流の効率化と商圏獲得等、“フェーズⅠ”で講じた諸施策を着実に深化させ、新設冷蔵庫のシナジーを効果的に引出し、一層の事業領域拡大と収益基盤の強化に向け確実に歩を進めてまいる所存です。

また、子会社共同水産株式会社では、新設冷蔵庫内の加工場稼働に合わせHACCPを取得予定であり、鮮度維持、衛生問題に対応する加工機器類を装備のうえ、高い市場内加工のニーズに応えて事業拡張を目指してまいります。
『CHALLENGE―2020』の業績目標
中長期的な視点で見ると、2020年の東京五輪開催及び規制緩和等によって東京湾岸地域の再開発が進展し、これらを契機とする新たな“食”の需要が創出され、新市場の発展が増幅されものと期待されます。

当社の『CHALLENGE―2020』の最終年度(=2020年度)の業績目標、

『新経営計画 = CHALLENGE-2020』
売上高:1,000億円 経常利益:7億円 純利益:6億円
総資産: 200億円 純資産 :70億円 自己資本比率:35%

の達成に向けて引き続きまい進してまいります。
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